チョコ留めとふくりん留め

ダイヤネックレスの石留めについて。

今回は、石留めによるイメージの違いについてご覧ください。

画像は、チョコ留めとふくりん留めです。
チェーンの太さは、石枠とのバランスに合わせて変えましたが、ダイヤモンドは0.38ctです。
※同じ石です。

この0.38ctのネックレスは、20代の学生さんのご依頼です。
はじめはブログで紹介していた画像を見られてご依頼いただいたのですが、華奢なイメージに変えたいとのことで、
ふくりん留めで再度お作りしました。

「チョコ留め」は、その名の通り、お猪口のように凹んでいます。
画像のものは、4点で石を留めています。(4点ではなく、下がっている土手の部分を抑えて込んで石を留めているものもチョコ留めと呼びます。)

「ふくりん留め」は、別名「伏せこみ」「ベゼルセッティング」とも呼ばれ、石枠の周囲が爪になっていてかぶせて留めています。

石枠の厚みとチェーンの太さ、そして留め方で、同じ石でもこんなに違った雰囲気になるということが
画像からもお分かりいただけると思います。

デザインのお好みは個人の主観によるものなので、可能な限り具体例を挙げてお互いの認識を合わせていくことが大切です。
今回の再加工は、とても良い例になりましたので勉強させていただきました。^^

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